2006年12月08日

武士の一分

観て来ました\( ̄ー ̄)/良かったです。

現代人の感覚からも親しみやすく理解しやすい話なので
とてもしっかりした脚本の(お金のかかった)TVドラマの
時代劇のように観やすかった。

キムタクも普段のオレオレ演技(いい意味で)を
きちんと残していたので冒頭はラフな印象を持ちましたが
その明るさと失明後のギャップがドラマティックです。

たまにボソボソ喋りになったり、そのまま無理せず
時代に入っているので豪華役者陣の中で、やや青い感じも
しましたが、演じるのは若い侍で効果的で似合っていたと思う。
映画の中のつがい文鳥のように若夫婦を美しく演じてました。

スター性もあるし、全てにおいてシブシブじゃないのが
いいと思うし、剣の立ち回りは素晴らしく見ごたえあります

途中から失明した侍という難しい役を演じてました。
焦点の合わない眼差し、見えないものを見つめる目、
良かったと思います。

こうやればこう見えるっていうのを知ってる感じはします。
そういう意識が見え隠れするのが良いかどうかは解らないケド..

( ゚o゚)あ、ふと思ったのですが
顔が整いすぎてると、同じ事をやっても
ワザとらしく見えがちで味があると見られにくいかもしれません。

男も女も美人のリスクみたいなのもあるのかもしれない。
何をやってもキレイにキザにクサく見えてしまうとか...

それもある意味、偏見だなと思ったりします。

見た目に惑わされるな」というほどに容姿は重要ですね(爆)

「人は見た目が9割」には頷けるものがあります(; ̄ー ̄A
もう、これは遺伝子の業ですから仕方ない(笑)

話がズレましたが....

中間(下男)役のの笹野高史さんが、まるでセットのように
ずっと時代感を出しながらスクリーンの中にいるのが
素晴らしかった。だまっていても主役「新乃丞」を
語る重要な役柄です。

パンフも(私にしては珍しく)購入しました。文数が多くて、
インタビューも濃い。紙質も良くて価格以上です。
これは発行部数が多いおかげかな('_')?

...その笹野高史さんと主人公の従兄弟の子役が
からむ、面白くなごめるシーンがありますが
本当の息子さんなのだそうです。(パンフ参照)

番組宣伝で普段の笹野さんの姿を拝見しましたが
平成ではなく江戸の姿のほうが標準じゃないのかと
思えるくらい、物語にとけこんでいました。日本人らしい。

「だんな様ぁ」と飄々とコミカルな味を出しつつも
上下関係の忠義や愛情をただよわせていました。
果し合い前夜の主人との会話は泣かせられました(´;ω;`)

敵役、三津五郎さんは、悪役イメージではなかったけど
ずるいエリート侍を華麗に演じていました。

主人公の美人妻と旧知の間柄で騙して手ごめwにする役だけど
三津五郎さんの柔らかな雰囲気で少し同情の余地があった。

他にも、小林念侍さん、桃井かおりさん、緒方拳さんなど
短い演技や言葉の中にも色々な背景をかんじさせる
素晴らしい役者さん達が出演なさっています。

果し合いのシーンは鮮やか!必見です。もう一度観たいです。

盲目で死を覚悟して闘うシーンは座頭市もビックリw
素晴らしい集中力と、抑えた怯えまでも表現していて
息がのむような数分です。(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

「侍」とういと公の立場としての義を描くと思いますが
「武士」というタイトルには、心の中に剣を持ち、
ここだけは譲れない「一分」を守る男の姿が
表れているように思いました。

下級武士の人間味あふれた生活と時代における立場を
描く山田洋次監督の時代劇3部作は親しみやすく
心を打たれます。映画を観ると精神を大事にしてきた
日本人であることを感じます^^

新乃丞の登城シーンでは「かみしも」にいつもきちんと糊が
効いていたり、奥ゆかしい夫婦愛を細かく描いた作品です。

庄内弁は良かったでがんすー。
また、DVDが出たら借りたいと思いました(o^∇^o)


たそがれ清兵衛
 同監督作「たそがれ清兵衛」DVD¥2,189(税込)

 ※2007年2月28日までの期間限定出荷です(*´∇`*)
posted by ふゆこ at 11:44| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふゆこさん、はじめまして^^
『キサラギ』にコメントありがとうございましたm(__)m

この映画はキムタクはもとより、映画初出演の檀れいさんの初々しい演技や、何と言っても笹野高史さんの燻し銀の演技が素晴らしかったです。
見えないものが見えることは、失ったものから有るそれ以上のものかもしれませんね^^
Posted by cyaz at 2007年07月27日 22:39
★cyazさん
笹野さんは、役柄じゃないみたいに馴染んでいてキムタクと同じ位に存在感ありました。
ラストのまとめ方も、ほのぼのしていて良かったですよね。
余談ですが..私の携帯の壁紙は「金麦」の檀れいさんですw
Posted by ふゆこ at 2007年07月30日 21:23
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Excerpt: 命をかけて、守りたい愛がある。     ■監督・脚本 山田洋次■原作 藤沢周平(「盲目剣谺(こだま)返し」文藝春秋刊【隠し剣秋風抄】所収) ■脚本 山本一郎・平松恵美子■キャ..
Weblog: 京の昼寝〜♪
Tracked: 2007-07-27 22:35
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