現代人の感覚からも親しみやすく理解しやすい話なので
とてもしっかりした脚本の(お金のかかった)TVドラマの
時代劇のように観やすかった。
キムタクも普段の
きちんと残していたので冒頭はラフな印象を持ちましたが
その明るさと失明後のギャップがドラマティックです。
たまにボソボソ喋りになったり、そのまま無理せず
時代に入っているので豪華役者陣の中で、やや青い感じも
しましたが、演じるのは若い侍で効果的で似合っていたと思う。
映画の中のつがい文鳥のように若夫婦を美しく演じてました。
スター性もあるし、全てにおいてシブシブじゃないのが
いいと思うし、剣の立ち回りは素晴らしく見ごたえあります。
途中から失明した侍という難しい役を演じてました。
焦点の合わない眼差し、見えないものを見つめる目、
良かったと思います。
こうやればこう見えるっていうのを知ってる感じはします。
そういう意識が見え隠れするのが良いかどうかは解らないケド..
( ゚o゚)あ、ふと思ったのですが
顔が整いすぎてると、同じ事をやっても
ワザとらしく見えがちで味があると見られにくいかもしれません。
男も女も美人のリスクみたいなのもあるのかもしれない。
何をやってもキレイにキザにクサく見えてしまうとか...
それもある意味、偏見だなと思ったりします。
「見た目に惑わされるな」というほどに容姿は重要ですね(爆)
「人は見た目が9割」には頷けるものがあります(; ̄ー ̄A
もう、これは遺伝子の業ですから仕方ない(笑)
話がズレましたが....
中間(下男)役のの笹野高史さんが、まるでセットのように
ずっと時代感を出しながらスクリーンの中にいるのが
素晴らしかった。だまっていても主役「新乃丞」を
語る重要な役柄です。
パンフも(私にしては珍しく)購入しました。文数が多くて、
インタビューも濃い。紙質も良くて価格以上です。
これは発行部数が多いおかげかな('_')?
...その笹野高史さんと主人公の従兄弟の子役が
からむ、面白くなごめるシーンがありますが
本当の息子さんなのだそうです。(パンフ参照)
番組宣伝で普段の笹野さんの姿を拝見しましたが
平成ではなく江戸の姿のほうが標準じゃないのかと
思えるくらい、物語にとけこんでいました。日本人らしい。
「だんな様ぁ」と飄々とコミカルな味を出しつつも
上下関係の忠義や愛情をただよわせていました。
果し合い前夜の主人との会話は泣かせられました(´;ω;`)
敵役、三津五郎さんは、悪役イメージではなかったけど
ずるいエリート侍を華麗に演じていました。
主人公の美人妻と旧知の間柄で騙して手ごめwにする役だけど
三津五郎さんの柔らかな雰囲気で少し同情の余地があった。
他にも、小林念侍さん、桃井かおりさん、緒方拳さんなど
短い演技や言葉の中にも色々な背景をかんじさせる
素晴らしい役者さん達が出演なさっています。
果し合いのシーンは鮮やか!必見です。もう一度観たいです。
盲目で死を覚悟して闘うシーンは座頭市もビックリw
素晴らしい集中力と、抑えた怯えまでも表現していて
息がのむような数分です。(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
「侍」とういと公の立場としての義を描くと思いますが
「武士」というタイトルには、心の中に剣を持ち、
ここだけは譲れない「一分」を守る男の姿が
表れているように思いました。
下級武士の人間味あふれた生活と時代における立場を
描く山田洋次監督の時代劇3部作は親しみやすく
心を打たれます。映画を観ると精神を大事にしてきた
日本人であることを感じます^^
新乃丞の登城シーンでは「かみしも」にいつもきちんと糊が
効いていたり、奥ゆかしい夫婦愛を細かく描いた作品です。
庄内弁は良かったでがんすー。
また、DVDが出たら借りたいと思いました(o^∇^o)
※2007年2月28日までの期間限定出荷です(*´∇`*)
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